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から外れたため定置網から脱出し、巡視船「すずか」の誘導により鵜殿港に入港した。
・主たる海難の原因、見張不充分・濃霧・強風警報発令中
主たる海難の原因、機関整備不良

 

〔事例7〕機関故障

モーターボートK丸(4トン)は2人が乗り組み、8月10日安乗崎東約7海里付近でトローリングをし、一四・○○頃帰路についたが、直後に機関回転数が低下し、機関が停止したもの。
アマチュア無線で救助要請を行った後、一六・○○頃燃料ホースの逆止弁式漉器に目詰まりがあるのを発見し、清掃したところ自力航行可能となり、巡視艇の伴走警戒のもと伊勢市有滝港に入港した。
・主たる海難の原因、機関整備不良

 

〔事例8〕機関故障

モーターボートN丸(4トン)は8人が乗り組み、9月2日鳥羽市神島沖で遊漁の後、常滑市鬼崎港向け航行中の一五・三〇頃、機関冷却水ポンプの駆動用プーリ取付けボルトが折損し、航行不能となったもの。
付近航行中のタンカーからの通報により、巡視艇「しゃちかぜ」が豊浜港まで曳航救助した。
・主たる海難の原因、老朽衰耗

 

〔事例9〕火災

モーターボートL丸(4トン)は山海港に係帯中の9月30日○五・四〇頃機関室付近から煙が出ているのを、出港しようとしていた遊漁船に発見され消火されたもの。
前日、七・○○頃入港した際、魚釣り用電動リールを機関室内のバッテリーに接続したままにしており、電動リールの接続コネクターが海水の付着により絶縁不良となり、過電流がコードに流れ発熱し、コードの皮膜が破れてショートし、発熱したものと思われる。
・主たる海難の原因、漏電

 

〔事例10〕浸水

和船型ボートK丸(1トン)は15人のグループで8月27日一一・三〇頃鳥羽市本浦をモーターボートとともに出港し、鳥羽市菅島東側にある通称「オンマの浜」で海水浴、バーベキュー等を行うため菅島沖に錨泊したモーターボートと同浜との間の足船として利用されていたものであるが、同浜上陸時は人員を2回に振り分けたが、同浜からモーターボートに戻る際に、15人全員と荷物を一度で運ぼうとしたことから、航行途中波が船内に打ち込み一五・五五頃、浸水沈没したもの。
15人のうち4人は錨泊中のモーターボートに自力で泳ぎ着いたが、6人は菅島の岩場等に泳ぎ着いた後、また4人は漂流中のところを付近漁船に救助された後に菅島漁協に運ばれた。そのうち医師等の治療を要すると思われた6人が漁船により鳥羽港を経由し伊勢市の病院に搬送され、4人が入院2人の死亡が確認された。残る1人は行方不明となっていたが、翌28日、付近海底から遺体で発見された。
また、K丸は巡視船「いすず」および漁船により引き揚げられた。
なお、モーターボートは泳ぎ着いた4人が他の者を救助すべく始動したが推進器にロープが絡み航行、小能となり、漂流中を漁船に曳航救助された。
うち2人は救命胴衣を装着のうえ、救助のため海に飛び込んだが、1人は浜に泳ぎ着いた後、もう1人は漂流中のところを、漁船に救助された。
・主たる海難の原因、定員超過

 

〔事例11〕転覆

某大学所有のヨット船名なし(ディンギー、1トン)は、3月15日、同大学のクラブ員2人が乗り組み、同大学のヨット及び東海地区の

 

 

 

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